1日目 2007年6月15日(金) 12:00〜22:40
12:00〜13:00
Welcome Lunch  
 
13:00〜13:15
開会の挨拶 慶應義塾大学 医学部眼科学教室 教授
坪田 一男
13:15〜15:00 Section 1 ドライアイ研究入門
本セクションではドライアイ研究の方法について概説する。まずは僕から研究は楽しく効率的にしなくちゃね、という話をします。国際人の典型であるムラトドール先生には、国際学会での発表の仕方を伝授してもらいます。英文論文執筆の達人である島ア潤先生には、初めての英文論文から、中級者の効率的な書き方までレビュー。こんな講演が聞けるのも箱根ドライアイクラブの醍醐味ですね。
13:15〜14:00
研究生活ガイド  
坪田 一男
14:00〜14:30
国際学会発表のコツ
  慶應義塾大学医学部 オキュラーサーフェス眼光学講座 助教授
村戸 ドール
14:30〜15:00
英語論文の書き方 東京歯科大学 眼科 教授
島ア  潤
15:00〜15:30
ティータイム  
 
15:30〜17:30 Section 2 ドライアイの定義・診断基準・涙液層の層別診断
1995年に定義・診断基準が定められて以来、診断、検査、治療法の進歩によりドライアイの概念は大きく変化した。このセクションでは、新しい定義と診断基準を元に、最近のドライアイの考え方を紹介したい。さらに、涙液層を構成する油層、水層、ムチン層に分けて解析することで明らかとなってきた、ドライアイの病態と新しい治療に向けたアプローチに関して、この分野の研究に心血を注ぐエキスパートの講師に説明していただく。
15:30〜16:00
ドライアイの定義と診断基準 2006年度版  
島ア  潤
16:00〜16:30
涙液油層の検査とその異常 鶴見大学 歯学部眼科 助教授
後藤 英樹
16:30〜17:00
ムチンの検査とその異常 関西労災病院 眼科
渡辺  仁
17:00〜17:30
涙液水層の検査とその異常 京都府立医科大学 眼科 助教授
横井 則彦
17:30〜20:00
リラックスタイム&夕食  
 
20:00〜22:40 Section 3 特別講演(1)&ほろ酔いセミナー
このセクションでは、まず、エキスパートの大橋先生の特別講演でオキュラーサーフェスの感染防御機構について勉強をさせていただいて、次に、2人の先生から最近の知見を含めた「こだわり研究」を聞かせていただきます。そして、酔いが回ってきたところで、全員参加で症例検討を楽しみます。「気になる症例」のプレゼンターの先生方はドライアイの専門家ばかりです。興味あるお話をお酒のあてにみんなでヒートアップしましょう。
20:00〜20:10
挨拶  
横井 則彦
20:10〜21:10
特別講演(1)オキュラーサーフェスの感染防御機構
  愛媛大学 医学部眼科学教室 教授
大橋 裕一
21:10〜21:25
こだわり研究(1)GVHD
  小川医院院長 慶應義塾大学医学部眼科 講師(非常勤)
小川 葉子
21:25〜21:40
こだわり研究(2)ムチン 大阪大学 医学部眼科学教室
堀  裕一
21:40〜21:55
気になる症例(1) 日本医科大学 眼科 講師
小野 眞史
21:55〜22:10
気になる症例(2) 愛媛大学 医学部眼科学教室
山口 昌彦
22:10〜22:25
気になる症例(3) 丸太町病院 眼科 医長
小室  青
22:25〜22:40
気になる症例(4) 東京歯科大学 眼科
田  聖花
2日目 2007年6月16日(土) 9:00〜16:10
8:00〜9:00
朝食  
 
9:00〜12:00 Section 4 特別講演(2)&新しいドライアイ研究へのヒント
このセクションではドライアイに関連する重要な事項;加齢による全身および眼への影響、疾患メカニズムの理解に欠かせない眼病理、自覚症状・患者満足度の評価、そしてドライアイをきたす全身疾患のシェーグレン症候群について勉強します。特別講演は木下先生に重症眼表面疾患へのアプローチと題してその診断・治療・研究の最前線につきお話いただきます。木下先生の基礎から臨床まで幅広いinvestigationを含むご講演をみんなで勉強しましょう!
9:00〜9:30
ドライアイ研究者のためのエイジング学入門  
坪田 一男
9:30〜10:30
特別講演(2)重症眼表面疾患へのアプローチ
  京都府立医科大学 眼科 教授
木下  茂
10:30〜11:00
休憩  
 
11:00〜11:20
ドライアイ研究者のための眼病理学入門
  自治医科大学 眼科 講師
小幡 博人
11:20〜11:40
ドライアイ研究者のための角膜屈折矯正手術入門
  南青山アイクリニック 理事長
戸田 郁子
11:40〜12:00
ドライアイ研究者のためのシェーグレン症候群入門
  東京女子医科大学 眼科 助教授
高村 悦子
12:00〜13:30
ランチ・親睦会  
 
13:30〜15:30 Section 5 ドライアイ治療のステップアップ
ドライアイと診断できても治療がうまくできなければ意味がない。それゆえ、どの治療を選択するか?また、内科的治療から涙点プラグ、そして外科的治療にすすむべきか?が重要なポイントである。ドライアイ専門医としては、難症例でどれほどのオプションの治療をだせるか、腕の見せ所である。本セッションでは、ドライアイ治療のすべてを網羅し、そこから自分なりの治療プログラムをつくりだしてみよう!!
13:30〜14:00
点眼治療 慶應義塾大学 医学部眼科学教室
松本 幸裕
14:00〜14:30
涙点プラグ 慶應義塾大学 医学部眼科学教室 非常勤医師
海道美奈子
14:30〜15:00
涙点閉鎖術  
渡辺  仁
15:00〜15:30
結膜切除術  
横井 則彦
15:30〜16:00
Section 6ドライアイ点眼薬の展望  
 
15:30〜16:00
世界のドライアイ点眼薬の紹介  
 
16:00〜16:10
閉会の挨拶  
横井 則彦