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ドライアイのケア

ドライアイのケア

ドライアイを予防するため、悪化させないために、ふだんの生活習慣を見直しましょう。

なぜ、ドライアイになる?

一般的なドライアイは、加齢や環境的要因によるものが大きいと考えられています。ただし、その背景は複雑です。内科的疾患から起きるものや、角膜移植などの目の手術に伴うもの、服用している薬の副作用でも起きます。
ドライアイの原因については以下のページをご覧ください。
ドライアイの原因

長時間パソコン作業をするときは

こまめに休憩する

パソコン作業などで画面に向かう時は、まばたきを意識的に増やします。1時間に15分は立ち上がって他の作業をするなど、休憩を交えるようにしましょう。

パソコンの画面を目より下に置く

目を大きく見開かずにすむよう、パソコンの画面の高さを調整しましょう。

パソコンの画面表示を調整する

画面に照明や窓の光が映り込むと、画面が見づらくなり、まばたきが減る原因になります。また、文字が小さくても同様です。見やすい画面で作業しましょう。


室内が乾燥しているときは

エアコンの風が顔にあたると、涙がすぐ乾いてしまいます。エアコンの風向を調整したり、加湿器を置くなどして工夫しましょう。


目が疲れたら

目が疲れたら、蒸しタオルをまぶたの上にのせて5分ほど休憩しましょう。


コンタクトレンズを使用している場合は

コンタクトレンズを使用していて、目がゴロゴロする、充血する、などの症状が出る場合は、ドライアイの可能性があります。コンタクトレンズを使い続けていると、さらにドライアイを悪化させる可能性があります。コンタクトレンズの使用を中止するか、違和感が出ない程度の短時間使用にして、メガネと併用しましょう。

その他

市販の点眼液や洗浄液の乱用は、その時は快適に感じても、かえって症状を悪化させることが多々あります。点眼液に含まれる防腐剤や刺激物の副作用のほか、貴重な自分の涙を洗い流してしまうことになります。眼科で適切な指導と治療を受け、自分の涙を増やすように心がけましょう。
ドライアイは、アレルギーなどを併発する場合も多くみられます。また、ドライアイだと思っていたら、違う病気であったという場合もあります。目の疲れや違和感を感じる時は、自己判断に頼らずに眼科を受診してください。